女性ホルモンの増加で歯周病のリスクが上がる⁈
投稿日:2021年5月10日
カテゴリ:スタッフブログ
こんにちは、まことデンタルクリニックのスタッフです!! 今回は女性ホルモンと歯周病の関係性についてお話していきます(^^)/
妊娠すると女性ホルモンであるエストロゲンやプロゲステロンの血清濃度の上昇に伴い、唾液や歯茎の溝から出てくる組織液の中における女性ホルモンの濃度も上昇し、種類によっては妊娠していない時の10~1000倍も増えるのです(゜o゜) 歯周病菌は女性ホルモンを栄養素とするので、女性ホルモンが増加すると歯周病菌も増殖します...。 これにより、妊娠関連性歯肉炎や妊娠エプーリスなどが起こりやすくなるのです。
妊娠エプーリスって? 妊娠エプーリスとは、お口の中の粘膜に部分的に生じる良性のしこりのようなものです。女性ホルモンの増加によって歯茎のコラーゲンが増殖したものと考えられています! 妊娠エプリースは出産後に消失することが多いので、妊娠中は基本的に外科処置を行わずに経過を観察してみましょう(*‘ω‘ *)
妊娠関連性歯肉炎は、ほとんどが歯と歯の間の炎症を中心とする歯肉炎なのでブラッシングとプラークコントロールで改善できます!!
体調によっても色々な症状が出る事もあるかと思いますので、何か不安な事がありましたら是非お気軽にまことデンタルクリニックまでご相談ください(^_^)/
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