お子さんに多い歯肉炎
投稿日:2022年4月9日
カテゴリ:スタッフブログ
歯肉炎と言われ、驚かれる保護者が多いのですが、原因はたんなる歯磨き不足。歯と歯ぐきの境目に溜まっているプラークをしっかりと取り除き、炎症を治しましょう。
歯肉炎と指摘され驚かれるかもしれません。でも大丈夫です。特殊な病気ではありません。歯肉炎は歯ぐきの炎症です。歯と歯茎の境目に残ったプラークを取り除けばすぐに治りますのでご安心下さい。
歯肉炎の原因であるプラークは歯にくっつく白いベタベタ。これは細菌の塊で、この細菌が歯ぐきに炎症を起こすのです。食べかすとは違いうがいでは取れません。歯ブラシでこすって取り除きます。歯肉炎は気付きにくいので、どこに炎症が?と思われがちです。磨き残しの多いお子さんだと歯ぐきが全体的に腫れている事も少なくありません。
治療法は徹底したプラーク除去。取り残しのプラークは成熟するとバイオフィルムと言うしつこい膜になってしまい、歯科のクリーニングでないとなかなか取れなくなってしまいます。歯科できれいにしてもらい、炎症を治しましょう。
歯磨き指導を受け子どもの頃からよい歯磨き習慣を身につける事もとても大事です。子どもの頃は歯肉炎ですんでも、将来よくない歯磨き習慣が原因となり歯周病になりやすくなるからです。子どものうちからよい歯磨き習慣を身につけていきましょう。
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