大人の歯が抜けるのはいつ？

大人の歯が抜けるのは何歳から？

こんにちは。

まことデンタルクリニックスタッフです。

皆さんはいまお口の中にどれくらい歯が生えていますか？

永久歯(大人の歯)は親知らずを含めないと殆どの方は28本歯が生えています。

そこから何十年もわたしたちは歯を使い続けますが、いつか抜ける時がきます。

今回は永久歯がいつ抜ける方が多いのか、そしてその原因は何が多いかについてお話いたします。

厚生労働省の生活習慣予防のための情報提供サイトや令和4年の歯科疾患実態調査によると永久歯が1本抜けるのは早い方で35歳から44歳、1番多いのは45歳から54歳の方からでした。

原因は様々ですが1番多いのは虫歯ではなく歯周病とされています。

歯周病といえば歯茎が下がったり歯がグラグラするようなイメージがあるかもしれません。

歯周病の進行には3段階あり、そのような症状が出る方は、実は最終段階まで進行している可能性があります。

治療で維持は難しく隣あった歯に影響が出る前に抜くケースもございます。

そもそも歯周病とは、歯と歯茎の境目にある歯周ポケットという溝が4mm以上ある状態を指します。

ですが、そこは目視できません。

その為見えない間に進行していく可能性がとても高い疾患です。

歯科疾患実態調査によると、45-54歳の方は40%以上が歯周病に罹患し、6mm以上(健康な歯茎の3倍の深さ)のポケットがある方は6%となります。

ですが、実は25歳以上でも歯周病に罹患している方は30%を超え、若い方でも歯周病になっている現状があります。

歯科医院では歯周病の罹患に早く気づき、進行を抑制する役割があります。

目視できないので専用の器具で溝の深さをはかり、レントゲン写真で歯周病の進行具合を確認します。

歯周病は細菌の塊や歯石などの汚れにより進行する為、汚れを取り除いていきます。

ですが人は毎日食事するので汚れが溜まってしまいます。

その為、わたしたちの力だけでなく患者様の日頃のケアが大事になっていきます。

当院では検査を行った後に検査結果をお伝えし、患者様のお口にあった口腔ケアのご提案をさせていただいています。

永久歯を歯周病や虫歯などによって失わない為には歯科医院での定期的なメインテナンスが必要です。

ご予約、お問い合わせはお電話またはインターネットにて承ります。

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