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高齢者(認知症、要介護)口腔内の特徴と口腔ケア

投稿日:2021年1月4日

カテゴリ:未分類

こんちには。

まことデンタルクリニックのスタッフです。

《高齢者(認知症、要介護)口腔内の特徴と口腔ケアについて》

治療の後、入歯が多い、自浄作用の低下、

虫歯や口内炎、義歯性腫瘍など粘膜疾患、

食事形態で、きざみ食は歯と歯の隙間に残り、

ペースト食は長時間停滞しやすい。

唾液の分泌低下のため乾燥し、

食べかすを洗い流したり

飲み込むことが難しくなるのが特徴です。

では、口腔ケアのやり方をお話しますね!

1)歯ブラシは中指第一関節か上前歯2本分。

2)毛質はナイロンで硬さは普通〜柔らかめ。

3)歯磨き粉は少なめでつけなくてもOK

研磨剤、発泡剤が入っているので

磨けたつもりになってしまうから。

4)うがいはブクブクうがい、

お口の汚れを取り除き保湿にもなるから。

目安は60mlの水分を34回に分けて行う。

左右のホッペを34回良く動かす。

5)高齢者のお口の中は

粘膜等が弱いので気をつけて磨く。

歯に90度に当て10から~20回最低でも

5回以上小刻みに動かす。

認知症のある方のケアをする際は、

お口の遠い部分に触れ声をかけます。

場合によっては唾液腺マッサージ、

口腔周囲筋マッサージを行います。(脱感作)

認知が進むと歯磨きの仕方、道具の使い方、

水を吐き出す事を忘れてしまいます。

認知症は残念ながら改善される事はないのです。

叱ったり強く言ったりせず、

温かく見守りながらさり気なくサポートする事が大切となります。

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