歯周病と動脈硬化の関係を知ろう!
投稿日:2020年7月16日
カテゴリ:スタッフブログ
こんにちは。
まことデンタルクリニックのスタッフです。
今回は歯周病と動脈硬化の関係についてお話しします。
まず、動脈硬化は動脈の内側で血液中の脂肪や白血球などが粥状にくっついて溜まり、血管が固く狭くなることです。
溜まったものが壊れると血栓を作り、完全に血管を塞いでしまうことがあります。
冠動脈で起これば⇨心臓発作
脳で起これば⇨脳卒中
となります。
厚生労働省が2019年11月、2018年の死亡数の死因順位で心疾患は第2位、脳血管障害は第4位とされています。(2018年人口動態調査)
動物実験では歯周病菌が動脈硬化を起こす仕組みがわかっていますが、人間の体の中でも起こるのかどうかはまだハッキリしてはいません。しかし歯周病菌を飲み込むと腸内細菌の構成が変わって腸の壁が弱くなるため、全身の臓器に細菌の影響が及ぶことが分かりました。
このような事から、歯周病が原因で動脈硬化が起こりやすくなる可能性があることは分かってきましたが歯周病を治療することで動脈硬化が減るかどうかはまだ研究段階です。
いずれにしても全身の疾患と歯周病の関係は動脈硬化に限らず糖尿病や関節リウマチなど多くの疾患とつながりがあるとされています。
歯周病の検査や診断、ご自身にあったセルフケアの方法をまずは「知ること」が大切です。
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