歯周病とコロナウィルス
投稿日:2023年1月28日
カテゴリ:未分類
今現在も世界中で多くの犠牲者を出し続け、未知のウイルスとして恐れられている新型コロナウイルス。
そんな中、イギリスの医学雑誌で「新型コロナウイルス感染症で死亡した人から歯周病菌が大量に見つかった」との報告が医療関係者の間で話題になっています。 レポートのタイトルは「COVID-19での口腔内細菌の役割」というもので、その内容は 「新型コロナウイルス感染症の死亡や重症化リスクを高める要因として、これまで言われていた心臓病、高血圧、糖尿病などだけではなく、歯周病菌などの口腔内細菌も深く関係している」 とのこと。
研究チームが新型コロナウイルス感染症で死亡した人を調べると、歯周病菌が大量に見つかったことから、口の中が汚れていて歯周病などがある人は、新型コロナウイルスに感染した場合に重症化リスクが高まる可能性があると発表されています。
「子どもは新型コロナウイルスに感染しても重症化しにくい」というニュースを耳にしたことがあるかと思いますが、 実はこの理由の一つとして「大人に比べて子どもは歯周病に罹っている割合が少ないこと」が挙げられています。 もちろん、子どもであっても、ケアを怠って長期間口腔内を不潔な状態で放置していると歯周病になってしまいますが、子どもの場合、ほとんどが慢性化する前の軽度な歯肉炎であることが多いため、きちんとケアをすれば比較的短期間で治すことができます。 ですが、大人になって歯周病が慢性化してしまうと、ウイルスへの免疫も失われてしまい、コロナウイルスをはじめさまざまなウイルスによる感染を促進してしまうのです。
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