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『口呼吸』になっていませんか?

投稿日:2022年10月13日

カテゴリ:スタッフブログ

こんにちは。まことデンタルクリニックのスタッフです。

最近は寒い日も多く、徐々に秋めいてきましたね。

皆さん、秋といえば

スポーツの秋?読書の秋?

私はやっぱり「食欲の秋」です!

川越の秋といえば、さつまいもですよね。子供とお芋掘りに行くのが楽しみです。

美味しいものを食べるのに必要なのは、やっぱり『健康な口』ですよね。健康な口を作る為に必要な事は沢山ありますが、今日は『口呼吸』についてお話ししてみたいと思います。

『口呼吸』というワードを聞いた事はありますか?マスク生活が数年続き、口呼吸についてテレビで特集をしていることもあります。なんとなく、「口で呼吸しない方がいいらしい」ということは耳に入っているかもしれませんね。

ではなぜ「口呼吸」がダメなのか。口呼吸の弊害について説明していきます。

【虫歯や歯周病になりやすい】

お口の中の「唾液」には、口腔内の細菌をやっつけたり、汚れを洗い流したりするなどの様々な働きがあります。
口内には唾液が常に出ている状態が正常ですが、常に口呼吸をしていると、お口の中は乾燥し、唾液がうまくまわらなくなってしまいます。この状態では虫歯や歯周病の原因菌も繁殖し放題になってしまいます。

【歯並びが悪くなる】

歯並びは〈内側からの舌による圧力〉と〈外側からの唇や頬の筋肉からの圧力〉の均衡が取れる位置に自然に並ぶようになっています。
慢性的に口呼吸の状態が続くと、唇や頬の筋肉による〈外側からの圧力〉がかからない為、出っ歯や受け口などの原因になってしまうこともあります。
特にお子様の場合は、骨格にも影響が出やすいため注意が必要です。

歯科的弊害以外にも

・「鼻呼吸」では外気を取り込む際に一緒に入ってきた細菌やウイルスなどを排除する機構が備わっているため、風邪をひきにくかったり、ウイルスに感染しにくいという特徴があります。「口呼吸」では細菌やウイルスが身体に侵入しやすくなります。

・口呼吸の場合、お口周りの筋肉が常に緩んだ状態となります。使わない筋肉はだんだん衰えてきますが、お口周りの筋肉(口輪筋)が緩むと、周囲の表情筋も緩み、それが皮膚の緩みにも繋がっていきます。老化が促進されてしまいます。

このように口で呼吸を続けていると、『健康な口』さらには『健康な身体』にも影響が出てきます。普段から、唇を閉じ奥歯の噛み合わせは少しあける(歯科では下顎安静位と呼びます)状態を意識しましょう。

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