歯と歯茎の境目がえぐれているのは…
投稿日:2021年1月30日
カテゴリ:スタッフブログ
こんにちは、まことデンタルクリニックのスタッフです。
今回は、最近あった患者さんからの質問についてお話します。
患者さんの口腔内の写真を見ながら今後の治療の流れなどについてカウンセリングをしているときに、「これは虫歯ですか?」と写真を指差して聞かれました。
確認すると、歯茎との境目の歯が少しすり減っていました。
これはくさび状欠損といって、虫歯ではありません。
少しすり減っているだけの人もいれば、大きくえぐれて茶色くなっている人もいます。
原因は…
ブラッシングの強さ
強い噛み合わせ
歯ぎしりやくいしばり
しっかりガシガシと強く磨き過ぎていたり、すり減っていることや茶色くなっているのを虫歯だと思い込み余計に力をこめて磨くとどんどんえぐれてしまいます。
噛みしめや歯ぎしりなどで過剰な力がかかることもエナメル質と象牙質に力が集中するため歯が欠ける原因になります。
大きくえぐれると神経に近くなるためしみたりもします。
しみ止めのお薬を塗ったり、コンポジットレジンというものでうめる治療も可能ですが、ブラッシング方法や噛み合わせの改善も必要です。
当院ではブラッシング指導なども行っているので、気になる方は聞いてください^_^
■ 他の記事を読む■