妊婦さんと歯周病
投稿日:2022年5月26日
カテゴリ:スタッフブログ
こんにちは、まことデンタルクリニックのスタッフです。
今回は妊婦さんと歯周病のお話です。
歯周病についての記事は当院のブログにも記載があるので詳しく知りたい方はそちらを是非チェックしてください!
妊娠中ですが、女性ホルモンの増加によって歯ぐきのトラブルが起こりやすくなります。
何故トラブルが起こりやすいかというと、
それは歯周病菌の中には女性ホルモンを栄養素とするものがあり、女性ホルモンが増加すると歯周病菌も増殖する為、「妊娠関連性歯肉炎」などが起こりやすくなるのです。
また歯周病にかかっている妊婦さんは、かかっていない妊婦さんに比べて早産や低体重児出産のリスクが5~7倍に膨らむと言われています。
歯周病の炎症があると、子宮を収縮させる作用がある物質(プロスタグランジンE2、炎症性サイトカイン)の血中濃度が高まります。
特にプロスタグランジンE2は、陣痛促進剤として使用されるほど子宮収縮作用が強いので歯周病が重症化しないように気をつけなければなりません。
これは母子健康手帳にも「歯周病は早産等の原因となることがあるので注意しましょう」と明記されているほどですので、妊娠中の歯周病は赤ちゃんにも影響することをしっかり覚えておきましょう。
歯周病は静かなる病気と呼ばれ、目立った自覚症状がないこともありご自身では気付かないこともあります。
まずはご自身が歯周病なのか知る為にも、つわりも落ち着いてきた安定期頃には一度、定期検診に行くことをおすすめします。
歯周病は治療をすればリスクが軽減されますので、気になる方は是非当院までご相談ください。
🏣350-1114
埼玉県川越市東田町16-11
川越市駅徒歩5分、川越駅徒歩11分
無料駐車場完備、キッズルーム有、バリアフリー、日曜診療
まことデンタルクリニック
■ 他の記事を読む■