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洗口剤って?

投稿日:2022年5月23日

カテゴリ:スタッフブログ

こんにちは、まことデンタルクリニックのスタッフです!

今日は洗口剤についてお話ししていきます。

洗口剤は歯ブラシを使用しなくても、短時間で口の中に有効成分が行き渡るので、プラークの沈着や口臭を防ぐことに有効です。

しかしながら、ブラッシングをせずに洗口剤のみの使用だと、プラークを十分に落とすことができません。

そのため、洗口剤は歯磨剤を用いたブラッシングに代用できるものではありません。

つまり、洗口剤でうがいしたから歯磨きしなくても大丈夫!という認識には注意が必要です。

また洗口剤は様々な種類がありますが、どのような違いがあるのでしょうか?

洗口剤は薬機法(医薬品、医薬機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律)で、「医薬品」「医薬部外品」「化粧品」の3つに分類されます。

「医薬品」の洗口剤は一般に「含嗽剤(がんそうざい)」とよばれ、ネオステリングリーンうがい液やフッ化物洗口液が分類されます。

一方、スーパーやコンビニエンスストアなどで販売されている洗口剤は、「医薬部外品」や「化粧品」に分類されます。

殺菌成分などの“薬効成分”を含んでいるもの、また容器に“薬用”と記載されているものは「医薬部外品」です。

潤滑剤や活性剤などの“基本成分”のみで構成されてあるものが「化粧品」です。

さらに、「医薬部外品」と「化粧品」の洗口剤にはそれぞれ「洗口液」と「液体ハミガキ」があり、使用目的や方法が異なります。

「洗口液」は口臭予防などを目的に、就寝前や歯磨き後の仕上げ、ブラッシングを行う時間がない時などに使用するものです。

一方、「液体ハミガキ」は通常の歯磨剤と同様にブラッシング時に用いて、「口に含んですすぎ、吐き出した後にブラッシングをする」といった使い方になります。

研磨剤が含まれていないので、ペースト状の歯磨剤に比べてステインが落としづらく、フッ化物を配合することが認められていません。

様々な種類の洗口剤にはそれぞれ用途と特徴が異なること、お分かりいただけたでしょうか?

ご自身の使用用途によって、合ったものを選びましょう!

気になること、分からないことがございましたらお気軽に当院までご相談ください。

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