歯茎が黒いのはどうして?
投稿日:2023年11月2日
カテゴリ:スタッフブログ
こんにちは、まことデンタルクリニックのスタッフです。
今回は、歯茎が黒い原因についてお話ししていきます。
①被せ物や土台の金属の老化
虫歯治療の際に被せ物や詰め物として使用した金属が溶けて、歯茎が黒く見えてしまいます。
保険適用の金属は強度がなく、酸化や腐食しやすい為、その成分が少しずつ溶けて染み出し歯茎にその色素が溜まってしまい、歯茎が黒い状態になってしまいます。
また、差し歯の場合もそれと同じで土台や被せ物内の金属が長時間かけて溶け出してしまうことで、黒く目立つようになります。
②歯周病
歯周病が進行してしまうと歯茎の内側の色が黒っぽく変化していきます。それは歯茎の奥深くまで歯周病が進んでしまう事で、内部で炎症が起きるためです。そうなると歯茎から出血する事が多くなり、歯垢と血液が混ざる事で黒い歯石になります。
歯周病が進行してしまうと歯磨きや歯石取りだけでは歯周病を食い止めることはできません。気づいた時点で早めに歯医者さんにいきましょう。
③歯の神経が死んでいる
歯を強く打ち付けてしまった場合や、虫歯などの場合で神経が死んでしまうことがあります。
歯の神経が死んでしまうと、歯に栄養が送られなくなり、歯自体が黒ずんでしまい元通りになることはありません。
歯だけではなく、歯の根元も黒ずむことがあります。そうすると歯茎から黒っぽい歯の根元が透けて見え、歯茎が黒いように見えます。
④タバコ
タバコを吸っている人の歯茎が黒いように感じるのは、ニコチン、タールなどのタバコの成分が歯茎内にあるメラニン細胞を刺激し、メラニン色素が歯茎に定着してしまうために起こります。夏に日焼けしてしまうのと同じ原理だそうです。
歯が黒いことが気になって人前で話すことや笑うこと嫌だったという方でも、しっかりとした歯茎のケアや歯医者さんで治療を行うことによって歯茎を綺麗にして自信を取り戻すことができます。気になった方は歯科医師にしっかり相談してみましょう。
他にも気になる点がございましたら、お気軽に当院にご相談下さい。
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