喫煙がお口の健康に与える影響とは…?!
投稿日:2022年1月17日
カテゴリ:スタッフブログ
こんにちは!
まことデンタルクリニックのスタッフです。
今回は喫煙により起こりうるさまざまなトラブルについてお話しします。
タバコが身体に悪影響を与えることよく知られていますが、お口の中にも悪影響を与えることをご存知ですか?
喫煙をすると、歯の表面にヤニがつくだけでなく、歯茎にも着色が起こります。また、味覚が鈍くなったり、口臭を悪化させる場合もあります。
加えて、口腔がんや咽頭がんの発生率が3倍に増加するなど、悪い影響がたくさんあります。
特に身近なのは、歯周病の大きなリスク要因になることです。
非喫煙者と比較すると、喫煙者の歯周病の罹患リスクは2.7倍に増加し、歯の喪失は10年早まると言われています。
喫煙の歯周病への影響は、
かかりやすい・気がつきにくい・治りにくい
の3つです。生体の本来の免疫機能が喫煙によって妨げられるため、歯周病にかかりやすくなってしまうのです。
また、ニコチンの血管収縮作用により炎症症状が隠されてしまい歯周病が進行しても出血などの自覚症状が出にくくなる場合もあります。
そのため発見が遅れてしまい、気づいたら重度の歯周病になっていたというケースも多いです。歯茎に赤みや腫れがそれほどなくても歯周組織の破壊が進んでいることもあります。
このようになると、いざ治療を始めても歯茎は硬くて沈着物の除去が難しく思うように治療効果が上がらなくなってしまうのです。
このような進行を止め、一本でも歯を多く残していくには喫煙が効果的ですが、禁煙を難しくしているのにはニコチン依存が挙げられるでしょう。禁煙を始めるとニコチン離脱症状が現れ、タバコを吸いたい気持ちが強くなってしまいます。現在では離脱症状を抑える方法もいくつかありますので試してみるのもおすすめです。
禁煙がお口の健康に与える最大のメリットは歯周病リスクの低下です。
治療には時間がかかってしまいますが、禁煙をすると徐々にお口の中も健康を取り戻し、継続することで歯周病のリスクも低下していきます。
メンテナンスを通じて長期的に患者様と関わって行くことのできる歯科は禁煙支援にはうってつけの場所です。
喫煙者の方で歯茎の着色や歯周病が気になる方は是非一度ご相談くださいね。
なにかご不明な点や気になる事がございましたらお気軽にスタッフまでお声がけください。
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