智歯周炎
投稿日:2020年11月21日
カテゴリ:スタッフブログ
こんにちは、まことデンタルクリニックのスタッフです、今日は智歯周囲炎についてお話しさせていただきます。
智歯(親知らず)は20歳を過ぎて顎の骨の発育が終わった時期に萌出してきます、特に下顎の智歯は萌出場所が狭く、この場所の骨や歯肉も厚いので正常な萌出が防げられ、手前に傾いたり、水平になったりすることがあります。その結果、半埋伏や完全埋伏の状態になります。
すると手前の第二大臼歯との間に隙間ができ、食べかすなどがたまり不潔となり細菌感染を起こします。そして炎症を起こし、腫れたり、痛みができます。この状態を智歯周囲炎と言います。
症状が軽いうちは、腫れや痛み、口が開きにくくなるなどですが、悪化すると顎骨炎や扁桃周囲炎を引き起こすこともあります。
智歯周囲炎が起こってしまったら、智歯周囲の洗浄消毒と抗生物質や鎮痛剤を投与します。その後、症状が落ち着いたら抜歯をするのが良いでしょう。
予防としては、症状がでそうな智歯はあらかじめ抜いてしまうのがもっとも効果的ですが、抜くのが嫌なら日頃から口腔を清潔に保つことが大切です。
気になる方はいらっしゃいましたらぜひまことデンタルクリニックにお越しください。
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