親知らずが痛む時
投稿日:2020年10月9日
カテゴリ:スタッフブログ
こんにちは!
まことデンタルクリニックのスタッフです。
親知らずは一般的に上下左右4本あると言われて
いますが、生まれつき欠損している場合もあるので
必ずしも4本あるとは限りません。
生える時期は20歳前後と言われていますが、
早いと高校生くらいの人もいて、人によって異なり
ます。
親知らずは歯列の最後方に位置し、放出方向の異常
などにより、真横や斜めだったり、
骨に完全に埋まっていたり、あるいは大部分が骨に
埋まり、一部だけが歯肉から出ているような
場合もあります。
特にこの傾向は、上あごより下あごの親知らずに
著名です。
このように、必ずしも他の歯と同様に生えるとは
限りません。
むしろ完全に生えていて、上下の親知らずが
噛み合っている方が珍しいくらいです。
そのため、親知らずやその周囲は歯ブラシが
届きにくいうえ、自浄作用も悪いことから清掃不良に
なり、むし歯や歯の周囲の炎症を起こしやすくなります。
したがって、親知らずが痛むのはむし歯が
ひどくなったときと、周囲組織に炎症が生じた場合です。
むし歯の場合には歯が黒くなって崩れたり、穴が
あくような変化を伴いますが、歯肉は正常なことが
多く、鎮痛剤で痛みが軽減します。
しかし、治療しないと鎮痛剤の効果が切れるとまた
痛み出します。放置すると歯の根の先端から骨に
細菌性の炎症が及び、歯肉も炎症し、腫れるように
なります。鎮痛剤だけでなく、抗菌剤も必要に
なります。この親知らずの周囲の炎症が、繰り返す
場合は抜歯が適応となります。
重症化すると舌の下や、首、のどの方に細菌性の
炎症がひろがり、著しい開口障害のため飲食や呼吸
がしづらくなることがあります。
親知らずが痛むとき、なるべく早く歯科医院や
口腔外科のある病院へいき、適切な処置を受けることを
おすすめします!
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