歯ぎしりが与える影響
投稿日:2020年10月1日
カテゴリ:スタッフブログ
最近肩こりが酷い、朝起きた時に顎が疲れたような感じがするという方はいませんか?
もしかしたらその原因は歯ぎしりかもしれません。
歯ぎしりには自覚症状が無い場合が多く、人から指摘されて初めて気付くことが多いものです。
では、歯ぎしりをしてしまう原因とその影響について詳しくお話していきましょう。
歯ぎしりの主な原因として、ストレスや歯並びの乱れ、噛み合わせ不良や習慣などが考えられています。
中でも多いとされるのが、肉体的・精神的なストレスによるものです。
ストレスが溜まると人間の体は様々な方法で反応を示しますが、歯ぎしりもその一つであり、溜まったストレスを発散するために無意識に行ってしまうのです。
また他の原因として歯並びの乱れ、噛み合わせ不良が挙げられます。
歯並びは、成長や老化、虫歯治療、歯周病などによって変化していくものです。
そして歯並びが悪い人ほど噛み合わせが悪い傾向にあり、上下の歯が正しく接していないため、顎の筋肉が緊張し、歯ぎしりを起こしやすくしてしまいます。
また、歯ぎしりが習慣化してしまっている方もいらっしゃいます。
スポーツをしている方や、力仕事をされている方は、グッと食いしばる癖がついてしまっていることが多く、それが夜に歯ぎしりとして出てきます。
他にも、何かに集中している時など無意識に歯ぎしりをするのが癖になってしまっている方も多いのです。
そんな歯ぎしりですが、歯ぎしりを行うことで身体に与える影響とはどんなものなのでしょう?
一つ目に、歯が削れる、すり減るといった影響が挙げられます。歯の表面を覆っているエナメル質はとても硬いものですが、そのエナメル質同士が当たることで表面が削れます。
または、歯にミクロの亀裂が入ることで、神経までの距離が縮まり虫歯でもないのに歯がしみることがあります。
二つ目に、顎のズレが起こりやすくなります。
歯ぎしりによる力は強い人で100キロもかかるといわれています。
その力は歯だけでなく、顎関節にも負荷としてかかり、顎の中にある関節円盤という軟骨がズレてしまったり、周囲の筋肉が痛くなったりします。
三つ目に、肩こりや腰痛を引き起こします。
歯ぎしりにより噛む筋肉が緊張することにより、顎につながっている筋肉である、肩や腰の筋肉まで緊張してしまい、肩こり、腰痛といった症状が表れます。
他にも、歯ぎしりには歯周病を悪化させる、知覚過敏を起こす、熟睡することができない、などといった数多くの悪影響を引き起こす恐れがあるのです。
ご家族などに指摘されたことがある方や歯ぎしりをしている自覚がある方は、たかが歯ぎしりだと思って放置せず、ぜひ当院までご相談ください。
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