ワンタフトブラシって便利
投稿日:2024年4月11日
カテゴリ:スタッフブログ
こんにちは、まことデンタルクリニックのスタッフです。
歯ブラシで磨いても、ブラシが届いていない感じがする…親知らずが出てきたけれど、奥にあるので普通のブラシだと届かない…歯並びが悪く磨き残しやすい…など歯ブラシが上手く届かずに困っているということはありませんか?
そんな方におすすめしたいものがあります。それは『ワンタフトブラシ』です。ベッドが小さく、「1歯用ブラシ」「ポイントブラシ」ともいわれます。普通の歯ブラシでは届きにくい場所にもアプローチしてくれるお助けアイテムです。このワンタフトブラシ、どのような場合に使用するのが良いでしょうか?
①歯並びが悪いところ
歯並びががたがたしていたり、重なって生えていたりするところは、歯ブラシが届きにく汚れが残りやすいです。
➁親知らずの周り(生え始めの歯)
親知らずの周りや、生え始めの歯は、歯茎が被っている場合が多く汚れが溜まりやすいです。また食べかすが残ってしまうと細菌が増え、炎症を起こしやすくなります。
③歯ブラシが届きにくい奥の歯
普通の歯ブラシではヘッドの部分が大きすぎて、毛先が奥まで届かないことがあります。ワンタフトブラシは、ヘッドの部分が小さいため、奥歯でも簡単に磨くことができ、虫歯や歯周病のリスクが高い部分の汚れを落とすことができます。
④ブリッジのポンティック下やかぶせ物の根元
ブリッジで繋がっていて、歯の無い部分をポンティックとよび、ダミーの歯の部分があります。このポンティックの部分は、隙間があって食べかすが溜まりやすくなります。またかぶせ物の入っている歯の根元は段差ができて汚れがたまりやすくなります。(特に被せてから時間の
経っている被せ物は要注意)
⑤インプラント部分
インプラントとは、歯を失ったところに埋める人工歯根です。ご自身の歯ではありませんが、周りに汚れが溜まるとインプラントも歯周病になります。(インプラント周囲炎)
インプラント体と被せ物の継ぎ目にはくびれがあるので、普通の歯ブラシだと届きにくくなります。
⑥前歯の裏側
前歯の裏側は少し凹んだ形をしていて、この凹みに汚れが残りやすいです。
⑦矯正器具の周囲
矯正器具をつけている場合、ブラケットとよばれる装置の周りや、ワイヤーの下は汚れがたまりやすくなります。
⑧孤立歯の周り
歯を抜いたことにより、隣の歯がないところは、歯の横の面も磨く必要があります。入れ歯のバネがかかる歯である場合も多く、汚れが溜まりやすくなります。
⑨歯の根が露出している部分
歯の根が露出すると虫歯になりやすくなります。(根面う蝕)特に奥歯の根は形が複雑で、歯茎が下がり根が露出すると根の分かれ目に汚れが溜まりやすくなります。
【ワンタフトブラシの使い方】
まずは歯ブラシと同様に、ペングリップ(ペンを持つもちかた)でもちます。
ブラシの毛先を歯と歯ぐきの境目に当て、なぞるように動かして使いましょう。
またブリッジのポンティック部分や矯正装置の周り、噛み合わせ部分は、山型になっている毛先当て、細かく優しく動かしてください。
今まで磨きにくい部分に苦戦していた方や、新たにチャレンジしてみたいという方がおられましたら、スタッフにお声がけください。患者様1人1人に合った使い方をお伝えします。
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