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酸蝕歯の予防対策

投稿日:2024年6月6日

カテゴリ:スタッフブログ

こんにちは、まことデンタルクリニックのスタッフです。
今回は酸蝕歯の予防対策についてお話しします。

まずは酸蝕歯になる仕組みをう蝕(むし歯)と比較しながら説明します。


むし歯はむし歯菌が出す酸で歯が溶けてしまいます。汚れの溜まりやすい場所から歯が溶け始めます。それに対して、酸蝕歯は飲食物に含まれる酸で歯が溶けます。飲食物はお口の中全体に行き渡ってしまうため、広範囲の歯に被害が拡大してしまうのです。むし歯がなく綺麗なお口の中でも歯は溶けるので注意が必要です。

酸蝕歯になってしまうと歯が透き通ったり丸みを帯びる、しみる(知覚過敏)、歯がへこむ、歯のへこみを噛んだときに痛む(咬合痛)、歯が欠けるなどがあります。

予防対策について
コーラやオレンジジュースなどのソフトドリンク、黒酢やリンゴ酢なのどお酢系飲料、柑橘類などの果実、酢の物など酸蝕歯になりやすい飲食物をチビチビ飲んだり、ダラダラ食べたりしない。口にしたら水やお茶を飲んだりうがいをしたりして洗い流す。
食べる頻度を少なめに、口に含んだ時も長い時間口の中に溜め込まないように!
そして就寝前の飲食は控えましょう。

口の中に酸性のものが触れた直後は歯磨きをしない。
酸性のものに触れた直後は歯は柔らかくなっています。30分程度時間を置くか、お水うがいしてから歯磨きをするようにしましょう!

大事なのは酸性飲食物の摂取頻度の軽減です。
決して酸性飲食物を口にしてはいけないわけではありません。
酸蝕歯についてしっかりと理解したうえで、食事を楽しみましょう!

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