子どもの前歯の歯並びの隙間の意味
投稿日:2025年4月17日
カテゴリ:スタッフブログ
こんにちは、まことデンタルクリニックのスタッフです。
お子さんの歯並びって心配になりますよね。
幼児期前半では乳歯がすべて生えそろっていないため、歯と歯の間に隙間がみられ、虫歯という点からは、清掃が容易で自浄作用が働くため予防がしやすいといえます。
3歳頃にはすべての乳歯が生えそろうため、奥歯の隙間は閉じますが、前歯の歯並びに隙間がみられることが多くあります。この乳歯の隙間は異常ではありません。
しかし、反対咬合など咬み合わせに問題があるときの隙間には注意が必要です。
本来、乳歯の歯並びにみられる隙間は永久歯が乳歯よりも大きいため、歯の生え変わりに必要なスペースです。これから生えてくる永久歯、特に前歯が生えてくるときの場所を確保する大事な役目を果たしているといえます。
では、乳歯の歯並びに全く隙間がなかった場合には永久歯の歯並びはどうなるでしょうか?乳歯と永久歯の歯並びの関連性の研究から、乳歯の歯並びに全く隙間ぐない場合に、永久歯の歯並びに問題が生じる可能性は67%という高い予想値になっています。逆に、前歯の隙間の合計が6mm以上ある場合には、永久歯の歯並びに問題が生じる可能性は5%以下ということです。
しかし、隙間がないからといって悲観することはありません。よく噛んで、歯や口をしっかり使う事で顎は成長し、隙間ができてくることもあります。
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