生活習慣と歯周病の関係について
投稿日:2019年1月5日
カテゴリ:スタッフブログ
あけましておめでとうございます。まことデンタルクリックのスタッフです。
近年では生活習慣が歯周病を引き起こしたり、悪化させたりする原因の1つであることがわかってきました。
歯周病を予防・改善していくには、口腔内環境はもちろん、生活習慣を見直し、
全身の健康状態を整えていくことが大切です。
喫煙
生活習慣の中でも喫煙は歯周病を悪化させる大きなリスクファクターです。
タバコに含まれるニコチンは血管を収縮させて歯肉の血行不良をひきおこします。
さらにタバコには一酸化炭素も含まれていて、歯周組織の酸素欠乏を引き起こします。
そのため、歯周組織は栄養不足になり、歯周病細菌に対する抵抗力が低下し歯周病を重症化させます。
ストレス
精神的ストレスによって体の抵抗力が弱くなったり、生活習慣(歯みがき、喫煙、食生活など)
が変化したりすることで、歯周病が悪化しやすい状態になります。
食習慣
甘いもの、やわらかいものを多く食べる習慣は、歯周病の原因であるプラークを増殖させやすくします。
また、不規則な食事、栄養の偏りは歯周組織の抵抗力を弱め、全身の健康に悪影響を与えます。
最近の研究で、歯周病およびその原因である歯周病細菌が、心臓病や肺炎などの、
全身の疾患と関係があることがわかってきました。
歯周病予防や早期の治療は全身の健康のためにも大切です。
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