酸性度の高い飲み物に注意!
投稿日:2018年6月21日
カテゴリ:スタッフブログ
みなさん、こんにちは。
今日は身近な市販の飲料、柑橘類、調味料の酸性度についてお話します。
酸性度の高い飲み物は歯のエナメル質を溶かしてしまいます。
飲み物や食べ物に含まれる酸により溶けてしまった歯を酸蝕歯(さんしょくし)といいます。
エナメル質が溶け始める目安がpH5.5です。
pHとは、酸性・中性・アルカリ性の度合いを表す単位です。
pH7が中性で、ここを中心に数字が大きいとアルカリ性、数字が低いと酸性ということになります。
では、身近な飲料、柑橘類、調味料に含まれる酸性度はどのくらいなのでしょうか…
水、牛乳、豆乳 pH7.3~6.8
お茶 pH6.4~5.8
紅茶 pH5.7~5.5
醤油 pH4.7
ビール pH4.3~3.7
マヨネーズ pH3.9
ポン酢 pH3.8~3.4
みかん、グレープフルーツ pH3.6~3.2
スポーツ飲料、カルピス pH3.5~3.2
缶チューハイ pH3.0~2.7
コーラ pH2.2
レモン pH2.1
私がよく口にするもののほとんどがpH5.5以下で酸性度の高いものでした(*_*)
このように酸性度の高い飲み物を飲むときはダラダラ飲まないよう注意しましょう。
唾液には酸を中和して口の中を中性に戻す働きがありますが、いつまでもダラダラと飲んでいると、なかなか中性に戻らず歯が溶けやすい環境が続いてしまいます。
飲んだ後は水やお茶を飲むか、うがいをしましょう。
寝ているときは唾液の分泌が減るので、中和作用が弱くなります。就寝前に酸性度の高い飲み物を飲んでしまった場合は必ず口をゆすぐようにしましょう。
酸が口の中に長くとどまらないようにすることが重要です!
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