歯を抜いたらそのままにしてはいけません
投稿日:2021年3月19日
カテゴリ:スタッフブログ
こんにちは、今回は歯が抜けた、抜いた後にどうすればいいのかお話します。
歯が欠損したままでいると、隣の歯の傾斜や対合歯の挺出といった問題が起こります。歯は隣同士の歯が支え合うようにして本来の位置を保っていますが、部分的に歯がない状態が続くとその空いたスペースに隣の歯が傾いてきます。
さらにそのまま放置すると、傾いた歯の隣の歯まで傾いてくることもあります。歯が傾斜してしまうと、人工の歯をいれるスペースが確保できないので、治療が長引いたり困難になります。
噛み合わせたときに接触する歯を対合歯といいます。欠損により、噛み合う相手をなくしてしまった歯は伸びてきてしまいます。そうすると、欠損した反対側の歯列にまで影響してきます。
歯の傾斜や挺出により噛み合わせのバランスが崩れると一部の歯に負担がかかったり、顎の関節や筋肉にまで影響する可能性があります。欠損を放置していたことにより全体的な治療が必要となることもあるので、なるべく早めの治療をしていきましょう。
欠損した歯の治療方法は、入れ歯とブリッジとインプラントの3つです。
入れ歯は欠損した両隣や周りの歯に装着していくもので、ご自身で取り外しができます。
ブリッジは両隣の歯を削り、欠損部分と繋がった被せ物をしていきます。専用のセメントでしっかり固定するので、ご自身での取り外しはできません。
インプラントは、欠損部分の顎の骨に人工の歯根を埋め込んで被せ物をします。入れ歯やブリッジと違って他の歯に影響や負担がありません。
お口の中や顎の骨の状態によりできない治療方法があったり、入れ歯や被せ物にもそれぞれ材料の種類があります。
患者さま一人ひとりのお口の状態に合わせた治療方法を提案するカウンセリングも行っていますので、気になる方は是非ご相談ください^_^
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