大臼歯の喪失と脳の老化について
投稿日:2022年5月14日
カテゴリ:未分類
こんにちは。
まことデンタルクリニックのスタッフです。
今回は大臼歯の喪失と脳の老化についてお話ししていきたいと思います。
2022年4月22日に、国立研究開発法人国立長寿医療研究センターにおいて、大臼歯(奥歯)が抜けることによって脳の老化を促進することを老齢マウスモデルで発見したと発表しました。
最近では歯周病とアルツハイマーの関連性や、残存歯数(残っている歯の本数)の減少により認知機能の低下を生じることは報告されていましたが、その機序についてはわかっていませんでした。
今回の研究グループでは、老齢マウス(18月齢)の上顎の両側第一臼歯を抜歯し、その3ヶ月後に同マウスの認知行動や海馬や視床下部における分子発現の変化を検討しました。
その結果、大臼歯を抜歯した老齢マウスでは、自発行動量や空間作業記憶、運動協調性が顕著に低下しました。
こらは海馬や視床下部の神経栄養因子や神経細胞の減少、さらに脳の老化の特徴であるアストロサイトの増加が亢進することが原因であると発表されました。
このことから、脳の健康を維持するには、ご自身の歯を健康に保つことがとても重要であると言えるでしょう。
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