正しい入れ歯のケア方法
投稿日:2022年9月14日
カテゴリ:スタッフブログ
近年、60代前半の国民のおよそ5人に1人が入れ歯を使用しており年齢が上がるとともに使用率が上がってくる入れ歯の正しいお手入れ方法を、お伝えしていきます!
入れ歯のお手入れのタイミングは食後です。良くやりがちな間違いが、歯磨き粉で入れ歯を洗うこと。歯磨き粉を使うと配合されている研磨剤の成分により入れ歯の表面に傷をつけてしまい、その傷から細菌が繁殖しやすくなるため水道の水で流し、入れ歯専用の歯ブラシか普段使っている歯ブラシで洗浄してください。中性洗剤や泡状のハンドソープを使用すると効果的です。
入れ歯を磨く時は、専用の義歯ブラシを使用しましょう。ブラシの部分が大きく、柄の部分も太いため握りやすい設計になっています。注意して磨いて欲しい部分は以下の所です。
【バネの部分】部分入れ歯の方は歯にかけるバネところに汚れが残りやすいです。ここは特に念入りに磨きましょう。
【床の部分(粘膜に接する)】粘膜に接する部分はヌメリが残りやすいです。ブラシでヌメリがなくなるまで、しっかり磨きましょう。
入れ歯についているプラーク(歯垢)の色は白く分かりにくいです。プラークや食べかすが残りやすいのは歯の間や見えにくい場所なので、よく観察して丁寧に洗浄してください。
入れ歯を洗うときの、その他の注意点は熱湯は入れ歯が変形するので絶対使用しないでください。また、衝撃に弱く割れやすいので洗う際は洗面器に水を張った上で磨くと良いです。
寝る時ははずしたほうがいい?
肺炎などのリスクを避けるため、一般的には就寝時にはずして水や入れ歯洗浄剤のなかで保存することが勧められていますが、顎に過剰な負担がかかってしまったり残っている歯に負担がかかって割れてしまうなどの恐れがある場合は入れ歯をつけたまま就寝することもあるので、ケースバイケースで対応が異なるため担当の歯科医師にご相談ください。
痛みがある、噛み合わせが悪い、入れ歯が動くなどの症状がある場合は歯科医師による調整が必要ですので、ご相談ください。
また、快適に使用できていた入れ歯でも使ってるうちに、すり減ったり歯茎の状態が変化し入れ歯の間に隙間ができたりします。
入れ歯は歯科医師が定期的に調整を行うことで長く使用することができます。入れ歯も同様に定期的に検診を受けることが大切です。
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