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妊娠中の歯磨きのコツ

投稿日:2021年4月17日

カテゴリ:スタッフブログ

こんにちは。

まことデンタルクリニックのスタッフです。

今日は妊娠中の方に、口腔内の変化やケアの方法についてお話したいと思います。

妊娠すると、身体の変化と共に精神的な変化も起こり、目まぐるしい変化に不安に思う事すもあるのではないでしょうか?

もし不安に思っている方がいらしたら、参考になればと思います。

妊娠すると、口腔内の変化としてホルモンバランスの崩れによって、歯肉が腫れやすくなったり、悪阻によって歯の表面が溶かされてしまったりと様々な事が起こります。

注意が必要な点について見ていきましょう。

歯肉炎・歯周炎

妊婦の半数以上に発症する、妊娠性歯肉炎がある。歯周病によって早産・低体重児出産に繋がることがある。

酸蝕症・知覚過敏症

つわりによって胃酸による酸蝕がおこる。また酸蝕による知覚過敏を起こす。

口内炎

歯磨き不足による不衛生状態やホルモンバランスの変化。鉄分・ビタミンの不足。免疫力の低下によって生じやすい。

上記以外にも口臭や虫歯などリスクの高まるものもあります。また全身状態では、妊娠糖尿病(全妊婦に対して0.55.3%で発症)や妊娠高血圧症候群(全妊婦に対して34%で発症)などの合併症にも関連することがあります。

口腔内のリスクを少しでも軽減する為の

『歯磨きのポイント』

についてお伝えします。

①無理せず体調の良い時間に行う

②ぶくぶくうがいを積極的にしておく

③ながら磨きを行う

④歯ブラシは小さめヘッドを選ぶ

⑤ブラシを動かす時は奥から手前へ

⑥顔を下に向けて唾液が溜まらないようにする

⑦刺激の少ない歯磨き粉を使う

このような点に気をつけてチャレンジしてみて下さい。

食べ悪阻のある方は間食回数も増え、リスクが高まるので、間食の内容も見直すと良いでしょう。キシリトールガムを噛むのもおすすめです。

妊娠するとなかなか歯科受診も難しいと思いますが、体調が落ち着いたら一度チェックにいらして下さい。その際お口のお悩みや疑問があれば、スタッフにご相談下さい。

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