歯がしみるのはなぜ?
投稿日:2025年4月10日
カテゴリ:未分類
こんにちは。
まことデンタルクリニックスタッフです。
これからの季節、暑くなって冷たい飲み物や食べ物を召し上がる機会が増えてきますね。
そんなとき、突然歯がしみた経験はありませんか?
本日は『歯がしみる』原因や仕組みについてお話ししていきます。
その前に歯の構造について理解しておきましょう。
歯は表層からヒトの人体組織の中で最も硬いエナメル質、それより柔らかい象牙質、そして神経の部屋と三層になっています。
ただ歯の根っこは表層がエナメル質ではなくセメント質となっており、象牙質より柔らかい歯質です。
このように一つの歯でも深さや場所によって歯の質が異なる構造になっています。
それでは本題に入りましょう。
歯がしみると考えられる主な歯の疾患
①虫歯
②知覚過敏
⭐︎虫歯の場合
虫歯がエナメル質、象牙質に限局している場合しみる症状はあまり見られません。
ですが、歯の神経付近まで到達すると冷たいものや熱いものがしみたり、何もしなくても痛む症状が見られます。
そうなると、虫歯を除去し、適切な処置を施す必要があります。
しみるけど大丈夫かなと自己判断で放置すると、虫歯が進行し神経まで到達してしまい、激しい痛みを感じたり、神経が死んでしまい痛みを感じないまま、歯の殆どが虫歯に侵され、虫歯を除去すると歯が残らず、最悪の場合、歯を抜かなければいけないケースもございます。
⭐︎知覚過敏
正しくは、象牙質知覚過敏症と言います。
エナメル質又はセメント質が主に以下の原因で欠損し、象牙質が露出した時に虫歯はなくても一過性に痛みを訴える疾患です。
・過度なブラッシング圧による象牙質の露出
・食いしばり、歯ぎしり、カチカチ歯を鳴らす癖による象牙質の露出(楔状欠損)
・歯肉退縮による象牙質の露出
その痛みはすぐに消失し、歯と歯茎の境目によく認められます。
原因や程度により処置は異なりますが、露出している象牙質を塞ぐ為に薬剤を塗布したり、プラスチックの材料で欠損部に蓋をします。
また、根本的に解決していくために、ブラッシングの圧を歯科医院で指導したり、夜間の歯ぎしりから歯を守るためにマウスピースを作ります。
歯がしみる症状が出てきたら、放置せず歯科医院を受診することをお勧めします。
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