歯科用レントゲンって安全なの?
投稿日:2019年7月25日
カテゴリ:未分類
皆さんこんにちは、まことデンタルクリニックのスタッフです。
今回は歯科用レントゲンの安全性についてお伝えしたいと思います。
歯科用レントゲンはほとんどの歯科医療機関で使用され歯科治療には無くてはならない医療器具のひとつです。
みなさんはこのレントゲン撮影が身体に悪影響を与えるのではないか?と心配に感じる方も多いと思います。
まず最初に知っていただきたいのは放射線の量を表す単位についてです。
放射線の量にはミリシーベルトmSvという単位を用います。
日常生活では宇宙から降り注ぐ宇宙線や地中から放射される放射線などを合わせた自然放射による被曝は世界平均一人当たり一年間で約2.4mSvになります。ですから日常生活でもわずかに被曝していることになります。例えば飛行機に乗って東京、ニューヨーク間を往復するだけでも宇宙線を浴びおよそ0.2mSvの被曝をしてしまいます。
歯科用レントゲンでは
小さいデンタルレントゲンで
1枚 0.01mSv
大きい写真、口腔内全体が写るパノラマレントゲンで
1枚 0.02mSv
歯科用CTで
1回 0.2mSv
です。
いずれも当院で導入しているデジタルレントゲンでの数値です。旧式のアナログレントゲンでは2〜10倍の放射線量になります。
政府が考えに考え出した安全基準値が1年間で20mSvなのでこの基準値を歯科用レントゲンで同量浴びようと思うと2000枚のデンタルレントゲンを撮影することになり、1日5〜6枚を365日撮り続けることになります。
1年間に2000枚のデンタルレントゲンを撮っても大丈夫というぐらいですから歯科医院で何枚かデンタルレントゲンを撮ることが問題ないということをなんとなくお分かりいただけるかと思います。さらにX線撮影時には鉛の入った防護エプロンを着用して撮影するのでさらに被曝線量が1/10になり問題は限りなくゼロになります。
このように歯科レントゲンは取るに足りないリスクとみなすことはできますが医療従事者は被曝線量の低減化を常に努力する必要があると考えます。
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