『歯石って何種類？』

こんにちは、まことデンタルクリニックのスタッフです。

最近、急に暖かくなってきましたね。桜の開花も近づいてきているようですね。早くコロナが終息して、お花見が出来るようになる事を願っています。

さて今日は歯石の種類についてお話したいと思います。

皆さん、歯石って何種類あると思いますか？歯石に種類なんてあるの？そんなの聞いたことないな…と思われる方もいらっしゃると思います。

実は歯石は2種類に分けられるんです。どのように分けられるのでしょうか。

それは歯茎の上に出来るのか、歯茎の中に出来るのかによって分類されています。

歯茎の上に出来る歯石を
　　　　『歯肉縁上歯石』といい

歯茎の中に出来る歯石を
　　　　　『歯肉縁下歯石』といいます。

ではこの2種類の特徴をみていきましょう。

【歯肉縁上歯石】
・歯茎の上に付着する
・色は白色または黄色
・形成速度がはやい
・唾液腺開口部に出来やすい
・除去するのが比較的容易

【歯肉縁下歯石】
・歯茎の中（歯周ポケット）に付着する
・色は茶色または赤褐色
・形成速度は遅い
・強固に付着していて除去するのが困難

歯肉縁上歯石だけであれば、お掃除も簡単に済みます。歯肉縁下歯石は目に見えない、歯周ポケット内に強固に付着しています。ですので、必要に応じて麻酔をし歯石を除去していきます。部分ごとに分けて少しずつ、丁寧に行っていきます。これが歯周病の治療です。

全ての歯石を除去した後に大切な事があります。
それはホームケアです。ご自身でのブラッシングが、お掃除後の良好な状態を保つ為に必須だからです。1人1人に合った清掃用具や使い方、ブラシの動かし方などお伝えさせて頂きます。歯周治療を成功に導く為に、2人3脚で頑張りましょう。

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