妊娠期からのう蝕予防と母子感染 投稿日:2021年2月22日 カテゴリ:スタッフブログ こんにちは!まことデンタルクリニックのスタッフです。 生まれたばかりの赤ちゃんのお口の中には虫歯菌(ミュータンス菌)は存在しません。虫歯になりやすい大人になるかどうかは、生後19ヶ月〜2才位までの間に、 周囲の大人からどんな菌を受け継ぐかによって変わります。 虫歯を受け継いでしまう一番の原因は 母子感染です。 母親があらかじめ噛んでから与える 「噛み与え」です。 この間に萌えた歯の表面に現れ定着し 最も注意が必要な時期です。 2歳前に感染すると虫歯の重症度も 高くなってしまうので、注意が必要です。 母子感染予防 まず母親の口腔内の状態改善が必要です。 虫歯治療、クリーニング、ブラッシング指導、糖摂取制限、フッ素、キシリトールの使用。 キシリトールの使用 トクホのキシリトールガムを噛みましょう!キシリトールは農産物や森林資源の中に含まれている天然糖質です。 砂糖と同じくらいの甘味ですが キシリトールは歯の再石灰化を助けます。 キシリトール成分が、唾液を出させ酸の中和能力が高くなり再石灰化を促進するのです。効果が現れるまで3ヶ月かかるので 母親が摂取し始めるは乳歯が萌える生後6ヶ月に間に合わせるよう遅くとも生後3ヶ月には初めたほうがgoodです! 何かありましたらクリニックまでご相談ください。 ■ 他の記事を読む■ « 入れ歯と認知症の関係 成人になってからの歯並び、矯正治療 »