美味しさを感じるのは味覚だけではない
投稿日:2023年9月28日
カテゴリ:スタッフブログ
人は食事をしているときに味だけではなく温度や噛んだ感覚、歯ごたえ、香りなどでも美味しさを感じています。
噛んだ感覚や歯ごたえは咀嚼筋や歯根膜という部分がセンサーとなっています。
歯根膜とは、歯の根っこと歯を支えている歯槽骨の間にある薄い膜です。
歯根膜は根っこと歯槽骨を結びつけたり、歯槽骨に刺激がそのまま伝わらないようにクッションの役割もあります。
この歯根膜がセンサーとなって歯ごたえなどの刺激を脳に伝え、味覚を感じる舌など他の感覚器官との総合的な情報で美味しさを感じています。
ただ、天然歯が抜けてしまうと歯根膜は失われてしまいます。
歯を失ってしまったところは入れ歯やブリッジ、インプラントなど人工歯で補うことができますが、歯根膜は補えません。
人工歯の範囲が広くなるとそういった刺激からの美味しさを感じづらくなってしまうので、抜けても
どうせ何かで歯を補えばいいやと軽く考えずに、できるだけ多くの歯を残したいですね。
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