喫煙の口腔内の影響について
投稿日:2020年9月10日
カテゴリ:スタッフブログ
こんにちは!まことデンタルクリニックのスタッフです。
喫煙による身体への害は有名ですが、口腔内にも影響がある事はご存知でしょうか?
今回は喫煙がもたらす口腔内への影響についてのお話です。
・歯周病
吸う人は吸わない人に比べて、歯周病になりやすく、進行速度も速くなります。なおかつ、治療をしても治りにくいことも分かっています。
たばこの煙や成分は、口の中に入ると粘膜や歯ぐきから吸収されます。
吸収された有害物質は、血管を収縮し、歯ぐきの血流量を減少させます。
血液循環が悪化して歯ぐきに十分な酸素がいきわたらなくなると、歯と歯茎の間の溝の中で歯周病の原因となる細菌が繁殖しやすくなります。
細菌の毒素は歯周ポケットをさらに深めるとともに歯を支える骨を溶かし、進行すると歯がぐらぐら揺れて、さらに進むと歯が失われてしまいます。
・歯、及び歯肉の着色
歯の着色は、タバコ煙中の色素、タールがエナメル質や修復材料に侵入 することによって生じます。
ニコチンの影響で毛細血管が収縮し歯肉は暗紫色になります。
また、ヤニが歯の表面に付着すると歯がざらざらし、細菌が付着しやすくなり歯石が溜まりやすくもなります。
・口臭
ニコチンやタールは口臭の原因になります。
喫煙による歯周病の悪化と共に口臭がひどくなることがあります。
この様にタバコに含まれるニコチンやタールは身体だけでなく歯にも影響を及ぼします。
禁煙をする事で歯ぐきの状態が回復し、免疫や細胞のはたらきが高まるため、歯周病のリスクが低下し治療効果が上がることが明らかになっています。
ある程度進行した歯周病であっても禁煙は効果的であるといわれていますので、この機会に禁煙を考えてみてはいかがでしょうか?
また既についてしまっている歯肉や歯茎の着色はお掃除やホワイトニング、ガムピーリングにより除去する事もできます。
気になる方はお気軽にご相談ください。
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