「シーラント」ってなぁに?
投稿日:2020年10月17日
カテゴリ:スタッフブログ
こんにちは。まことデンタルクリニックのスタッフです。
虫歯の出来やすい場所ってどこだと思いますか?
奥歯の溝?歯と歯の間?いったいどこでしょう。
虫歯の発生しやすい部位は年代に応じて変化します。
・子供 → 乳歯の奥歯 咬む面の溝(裂溝)
6歳臼歯 咬む面の溝(裂溝)
・成人 → 歯と歯の間(隣接)
・高齢者 → 歯の根元(根面)
今日は子供に多く見られる、乳歯奥歯・6歳臼歯の裂溝を虫歯にかかりにくくする予防処置
「シーラント」
についてお話します。
乳歯の奥歯の裂溝は深く複雑な形をしています。そのため、裂溝に入り込んだ食べかすやプラークを完全に取りきるのは困難です。
また生えたばかりの永久歯(6歳臼歯)は柔らかく、乳歯と同じく裂溝が深いため虫歯になりやすい状態にあります。
この乳歯列期は本人自身のブラッシングテクニックも未熟でプラークを落としきれません。親御さんも嫌がるお子さんの歯を磨くのは大変ですし、家の明かりだと奥歯も良く見えませんよね…。
この様な状況で奥歯に裂溝をキレイに磨くのは難しいと思います。
そこで効果的なのが「シーラント」です。
シーラントとは奥歯の裂溝を光で固まるプラスチック製の樹脂で埋め、汚れやプラークを入りにくくする処置です。又この樹脂はフッ素が配合されており、歯質の強化や除菌をしてくれる効果があります。
奥歯の裂溝を虫歯から守るために有効的なシーラントはメリットも多いですが、デメリットもあります。
咬み合わせの溝を埋める処置なので、強い力がかかった場合、割れたり取れてしまうことがあります。一部が欠けてしまった場合、段差になってしまう事もあります。そうなると磨きにくく、逆に汚れが溜まってしまう事があるのです。
「シーラントをしたから大丈夫」ではなく、取れたり欠けたりしていないか、定期的なチェックが必要です。
上手に「シーラント」を活用し、定期メンテナンスを続けて大切な乳歯や6歳臼歯を虫歯から守りましょう!!
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