口腔がん
投稿日:2022年5月9日
カテゴリ:スタッフブログ
こんにちは、まことデンタルクリニックのスタッフです。
今日は口腔ガンについて、少しお話ししてみたいと思います。
日本の三大死因(2020年)
1位 悪性新生物(がん)
2位 心疾患
3位 老衰
となっています。
今まで3位は脳血管疾患と覚えていましたし、まさか老衰が3位になっているとは知りませんでした。これには私自身、驚きましたし、日本が長寿国なのをあらためて感じました。
話は戻って…
令和の時代になっても不動の1位は『悪性新生物(がん)』なんですね。死因全体の約3割となっています。
この『悪性新生物(がん)』実は、口の中(口腔)にも出来るのです。口腔がんの発生頻度は全体のがんのうち、1〜3%と決して多くはありません。ですが年間約6000人が口腔がんにかかり、そのうち約半数の方が死亡しています。どうでしょう…?口腔がんになった場合、2人に1人は亡くなるということですから…私は驚きました。
他のがんとは違い、直接見ることが出来るので早期発見しやすいがんとされています。ところが、一般の方にあまり知られていないため、進行するまで放置されてしまうケースが多いようです。まずは知ることからはじめましょう。
【口腔がんの種類】
・舌がん
・歯肉がん
・口腔底がん
・頬粘膜がん
・口蓋がん
・口唇がん
この中でも舌がんが最も多く、次に多いのが歯肉がんです。
【症状】
口腔内の痛み、しこり、ただれ、腫れ、出血、歯のぐらつき、口臭など。しかし初期段階では痛みは少なく、痛みが出た時には進行しているケースも多く舌や歯肉の盛り上がり、硬いしこり、なかなか治らない口内炎などに注意が必要です。
【口腔がんになりやすいリスクファクター】
・喫煙
・飲酒
・お口の清掃不良
・長い間の虫歯の放置
・合わない入れ歯や壊れた被せ物の慢性的な刺激
など
【セルフチェック】
・なかなか治らないしこりや腫れがある
・粘膜が赤くなったり、白くなったりしている
・治りにくい口内炎がある(2週間以上)
・合わない入れ歯を無理して使っていて違和感がある
・食べ物が飲み込みにくくなった
他のがんとは違い、目に見えるものなので、日頃からご自身のお口の中をチェックし、普段と違うようなことがあれば歯科医師に相談するの良いと思います。発生率の少ない口腔がんですが、日頃の定期受診とセルフチェックを心掛けましょう。
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