フッ素の効果
投稿日:2018年4月21日
カテゴリ:スタッフブログ
こんにちは!
4月に入り初々しいスーツ姿の新社会人の皆さんをあちらこちらでお見かけます。みなさんおめでとうございます!はじめは慣れないことも多いと思いますが、身体に気を付けてがんばってくださいね!
今日はみなさんに、フッ素入り歯磨き粉の優れた特徴と、効果的な使い方についてお話したいと思います。
フッ素配合歯磨き粉は、だれでも簡単に入手でき、歯磨きは家庭や職場で各自の都合によって時間と場所を選んで実行出来ますよね!欧米の先進諸国では1970~1980年代にかけて急速に普及し、小児虫歯の急激な減少をもたらしたことで高く評価されました。その結果日本においても歯磨き粉自体に対する考え方が、「歯磨きの補助剤」から「積極的な予防剤」へと変化してきています。
現在日本で販売されている歯磨き粉の約80%にフッ素が配合されていて、虫歯の急激な減少へと結びつく気配を感じさせています。歯磨きの最大の目的は、虫歯や歯周病の原因となるプラークを除去することにあります。しかし奥歯の溝や、歯と歯の間など、歯ブラシのだけの清掃が困難な部分もあり、プラークを完全に除去することは不可能と考えるべきです。そうした場合に、フッ素入り歯磨き粉を使用しているかどうかが口腔保健上きわめて重要となります!
日本の歯磨き習慣の定着率は95%を上回り、他の先進国と比較しても見劣りはしないほどです。しかし、12歳児の永久歯の虫歯経験値を比較すると残念ながら未だに高い値です。この要因の一つとしてフッ素配合歯磨き粉の正しい使い方の指導がなかったことが考えられます。フッ素は歯磨き終了後に歯面、プラーク、粘膜、唾液などに保持され、歯の再石灰化促進進行と、細菌による歯を溶かす酸の産生抑制に効果があります。
推奨される効果的なフッ素配合歯磨き粉の使用方法は、、、
①磨く前に歯面全体に広げる
②2~3分間泡立ちを保つように磨く
③歯磨き粉を吐き出す
④5~15mlの水を口に含む
⑤5秒程度ブクブクうがいをする
⑥うがいは1回のみ!!
⑦その後1~2時間程度は飲食をしないことが望ましい
これを一日2~3回程度行いましょう!健康なお口でいるためにはセルフケアがとってもとっても大事なのです!
ちなみにフッ素配合歯磨き粉の歯ブラシにつける量の目安は
6か月(歯の萌出)~2歳 子供の切った爪程度の少量
3~5歳 5mm以下
6~14歳 1cm程度
15歳以上 2cm程度
参考にしてくださいね!フッ素配合歯磨き粉を正しく使って爽やかなお口で春を満喫しましょう~☆
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