舌の痛み(舌痛症)
投稿日:2023年1月21日
カテゴリ:スタッフブログ
-
こんにちは、まことデンタルクリニックのスタッフです。
今回は舌の痛みについてのお話をします。
舌を怪我した、口内炎ができたわけではないのに、舌がビリビリ痛むと相談される方がたまにいらっしゃいます。
原因がわからず慢性的に症状が長く続くことが多いので、不安を感じることでしょう。
これは舌痛症と呼ばれる症状です。
原因は心因性のもの、などと診断されることが多いですが(勿論それも原因の一つにはなり得ますが)、最もたる原因は「亜鉛の欠乏」によるものとされています。
亜鉛は日本人の食事で摂取量が少なく、欠乏しやすい栄養素です。
また、厄介なことに何か薬を服用している場合、薬と亜鉛が結合されて大量の亜鉛が消費され、減少してしまうことがあります。
該当の薬は約200種類あるとされています。
「舌」の症状というと歯科医院が思い浮かぶかもしれませんが、実際この症状を得意としているのは耳鼻咽喉科や口腔外科なので、そちらに相談をして、亜鉛量のチェックをしてもらうのが症状の改善の近道になります。
ただ、「症状はないけれど実は口腔粘膜に重大な疾患が隠れていた」ということもあります。
歯科の検診を受けることで口の中の粘膜の疾患をみつけられることもあります。
お口の粘膜で気になることがあればぜひまことデンタルクリニックにお越しください。
■ 他の記事を読む■